2019年5月28日火曜日

wahoo climbを1週間使ってのインプレ

斜度が再現できるって素敵じゃない?

シクロワイアードでwahoo climbの記事を読んでから、『こいつ欲しいなぁ』と思っていました。
だって、室内にいるのに登れるんだよ?もはやエンターテイメントじゃない?もう外で走らなくてよくない?
まぁ実際のところは外走るのが一番楽しいんですが、それをいかに代替するかを追求すると、こんな商品が出てくるのでしょう。
 
購入してから1週間、毎日使ったことを踏まえてインプレ記事を書きたいと思います。

開梱の儀

こんな感じに入っていました。
(鏡月は気にしないでくれ)
 
私は詳しくありませんが、対応エンドの規格は色々あるようで、もちろんロードバイク用のフォークは対応OK。
左に並んでいる銀色のパーツを組み替えることで対応してくれるようです。
 

取付の儀

実際に取り付けるとこんな感じです。
 
特に考えることなく直感的に取り付け可能でした。
 
また、わずかな差ですが、ホイールが無くなった分、部屋は広く使えるようになりました。
ちなみにclimbと併用するローラーはkikcr coreです、後ろに存在しているのがソレです。
 

Zwiftとの連動の仕方

説明書には、何やらwahooのアプリでリンクして云々・・・と書いていましたが、そんな必要は全くありません。
 
  1. Zwiftを起動
  2. climbの電源ON
  3. Zwiftとの接続を確認(電源が入って起動すると、勝手に無線でリンクしてくれます)
  4. climbのコントローラーで斜度のコントロールを『手動』から『自動』に切り替え
以上で連動できます。
コントローラーの切替ボタンは、真ん中にあるポッチです。
ポッチを押すと、青い点灯が左(手動)から右(自動)に変わります。


使ってZwiftしてみる

初めて乗った時は斜度が変わっていく感動から、奇声を上げてしまいました(笑
それを見ていた妻は、


 「大きな子供がいる・・・」


と評していました。
すまんな、こんな旦那で。


で、実際使ってみたところですが、
  1. 実走とはやっぱり違い、人工的に押し上げられる感覚がある
  2. Zwift上の映像とのタイムラグは、正直よく分からない
  3. kikcrとのタイムラグはない
『映像とのタイムラグが分からない』っていうのは、Zwiftやってる人ならなんとなく分かると思うんですが、映像から斜度がどの程度上下するのかがピンと来ないからです。


実走なら、目に見える風景で大体どのぐらい上下するか分かるのですが、Zwiftの映像ではそもそもそれが分かりづらいので、タイムラグもよく分かりません。


また、『kikcrとのタイムラグはない』と書きましたが、例えば、斜度が0%から10%にいきなり上がった時なんかは、


 kickr:即10%の負荷発生
 climb:ウィーンと鳴いて0%から10%のポジションに移動


となるため、climbが『ウィーン』している間のタイムラグは多少あります。
ただし、違和感を感じてしまうほどではないです。


総じて『よくできている』と思います。
現時点のワタシは、起伏が多いルートだと「フフッ」って笑っちゃうぐらい楽しくローラーできています。


ですがが、やっぱり実走とは違いますのでそこは勘違いしないでください。
あくまでインドアサイクリングです、固定ローラーの悩みであるダンシングの自由度もありませんし。


楽しくローラーするためのツールとして、凄く良いという評価です。


climbは買いなの?

現時点でスマートローラーやパワーメーターがなくこれから機器を揃える人、または既にclimbに対応しているkickrを持っている人にはオススメします。
逆に、既にTacx Neoみたいなダイレクトドライブのローラーを持っている人には、あまりオススメしません。


というのも、やっぱり初期投資がそれなりにかかるからです。


私はkikcr coreを選んだため若干コストダウンしていますが、ざっくり20万円ぐらいかかりました。
(wahoo商品は、どこのショップでもあまり値引きしていないようです)


結局はコストパフォーマンスがどうか?というところ思いますので、コストが気にならないアラブの石油王みたいな人ならそんなの別に気にせず購入してください。




「良いのか悪いのかどっちやねん」 って感じですが、ワタシは凄く楽しめていることは間違いありませんよ。

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