ソニー損保から金額提示される
私の損保ジャパンから連絡があり、相手のソニー損保から提示された金額を伝えられました。その金額は修理見積もりの2~3割程度だったと記憶しています。
当然、その金額を承服することはできないため、その根拠を確認するため相手の保険会社の担当者に連絡しました。
すると回答は、
- 調査会社の査定はもっと少ない金額だった
- それでは納得いただけないと判断し、ソニー損保の基準で減価償却した金額を提示した
とのことでした。
その言葉だけでは納得がいかなかっため、
「その基準を見せて欲しい」
と要望しましたが、当然応えは「No」です。
そんな嘘か本当かも分からない基準に則って支払われるなんて、まっぴらゴメンです。
しかし、その場の電話で話していてもラチがあかないため、提示された金額では示談できない旨を告げて電話を切りました。
次の一手をどうするか考える
「示談できない」と伝えて電話を切ったものの、次の一手が思い浮かびませんでした。なので、藁をもつかむ気持ちで、損保ジャパンの担当者に相談しました。
すると、
- 新車購入に近い額は確かに支払いが難しい
- 中古相場があるなら、それを参考に金額算定してはどうか?
- 電話では話が平行線になりがちなので、書面でやりとりしてはどうか?
- 書面を出すならば、損保ジャパンを通して返事を貰うやり方はどうか?
など、いくつかアイディアをいただきました。
いただいたアイディアを丸ごと実行です。
請求書を作る
請求額の算定は、サイクリーのネット販売サイトを確認しました。私の使用している車種で同年式が無かったため、下記の方法で算定します。
- 近い年式の車種をピックアップし、新車価格からの価格の落ち率を確認
- その中でANCHORの落ち率はどの程度かを確認
⇒全体の中では落ち率が一番小さかった
- 同年式、他ブランドの中で一番小さい落ち率を、私の新車購入価格に掛けて算定
という流れです。
正直、あまり精緻ではない簡便法なのですが、ロジックとしては成り立つと思いました。
ちなみに作ったのは、
こんな感じの書類です。
ご参考までに。
請求書を送付する
送付の前にソニー損保へ連絡し、返事は損保ジャパン経由で行って貰うことを依頼しました。その上で、ソニー損保に書類を郵送します。
ソニー損保から返答があった旨の連絡を受ける
まず言われたのが、
- 書面では返答しない
- 請求された通りの金額は支払いできない
ということです。
しかしその上で、
- 書面は出さない
- 過失割合を見直す(私の過失率を増加)
以上2点を条件に、請求金額に近い金額を提案できるとのことでした。
このロジックがいまいちよく分かりませんでしたが、結果的に近い金額を受領できるならばと、その条件を受け入れました。
何かグレーな感じがしますね。
ついに示談
概ね満足する金額を提示されたため、示談書類を作成し、ソニー損保に提出しました。ここまでで概ね1ヶ月半の時間を費やしました。
・・・長かった。
まとめ
思ったのが、- 事故は精神的にも物理的にも損害が大きいため、起こさないことが第一
- 自転車保険には必ず入るべき
(被害者となった場合でも、今回のようなケースだと相談相手になってもらえる)
- 示談交渉は粘り強くおこなうべき
といったところでしょうか。
日常生活(仕事、家庭)に加えて事故対応が加わると、結構なストレスでした。
もう二度とやりたくありませんが、もし次が起きた時の忘備録として、また、ブログを見ていただいている皆さんが、不幸にも事故にあったば時、本件を参考としてもらえれば幸いです。
その他
また、今回人身部分には触れていませんでしたが、事故を起こした週末に病院に行き、診断書を取り付けて、通院1回分の慰謝料も受領しています。(人によっては、ここで通院回数を稼いで慰謝料増やす人もいるらしいですが・・・やめておきましょう)
それと、その診断書を受領後、大きな怪我はなかったため、警察には「物損事故」で処置いただくよう連絡しています。
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