2018年8月24日金曜日

ロードバイクで事故にあったとき③(完結編)

ソニー損保から金額提示される

私の損保ジャパンから連絡があり、相手のソニー損保から提示された金額を伝えられました。

その金額は修理見積もりの2~3割程度だったと記憶しています。
当然、その金額を承服することはできないため、その根拠を確認するため相手の保険会社の担当者に連絡しました。


すると回答は、

  • 調査会社の査定はもっと少ない金額だった
  • それでは納得いただけないと判断し、ソニー損保の基準で減価償却した金額を提示した

とのことでした。

その言葉だけでは納得がいかなかっため、
 「その基準を見せて欲しい」
と要望しましたが、当然応えは「No」です。

そんな嘘か本当かも分からない基準に則って支払われるなんて、まっぴらゴメンです。
しかし、その場の電話で話していてもラチがあかないため、提示された金額では示談できない旨を告げて電話を切りました。

次の一手をどうするか考える

「示談できない」と伝えて電話を切ったものの、次の一手が思い浮かびませんでした。
なので、藁をもつかむ気持ちで、損保ジャパンの担当者に相談しました。
すると、

  • 新車購入に近い額は確かに支払いが難しい
  • 中古相場があるなら、それを参考に金額算定してはどうか?
  • 電話では話が平行線になりがちなので、書面でやりとりしてはどうか?
  • 書面を出すならば、損保ジャパンを通して返事を貰うやり方はどうか?

など、いくつかアイディアをいただきました。

いただいたアイディアを丸ごと実行です。

請求書を作る

請求額の算定は、サイクリーのネット販売サイトを確認しました。
私の使用している車種で同年式が無かったため、下記の方法で算定します。

  • 近い年式の車種をピックアップし、新車価格からの価格の落ち率を確認
  • その中でANCHORの落ち率はどの程度かを確認

  ⇒全体の中では落ち率が一番小さかった

  • 同年式、他ブランドの中で一番小さい落ち率を、私の新車購入価格に掛けて算定

という流れです。
正直、あまり精緻ではない簡便法なのですが、ロジックとしては成り立つと思いました。

ちなみに作ったのは、


こんな感じの書類です。
ご参考までに。

請求書を送付する

送付の前にソニー損保へ連絡し、返事は損保ジャパン経由で行って貰うことを依頼しました。
その上で、ソニー損保に書類を郵送します。
ソニー損保から返答があった旨の連絡を受ける
まず言われたのが、

  • 書面では返答しない
  • 請求された通りの金額は支払いできない

ということです。

しかしその上で、

  • 書面は出さない
  • 過失割合を見直す(私の過失率を増加)

以上2点を条件に、請求金額に近い金額を提案できるとのことでした。

このロジックがいまいちよく分かりませんでしたが、結果的に近い金額を受領できるならばと、その条件を受け入れました。
何かグレーな感じがしますね。

ついに示談

概ね満足する金額を提示されたため、示談書類を作成し、ソニー損保に提出しました。
ここまでで概ね1ヶ月半の時間を費やしました。
・・・長かった。

まとめ

思ったのが、

  • 事故は精神的にも物理的にも損害が大きいため、起こさないことが第一
  • 自転車保険には必ず入るべき

  (被害者となった場合でも、今回のようなケースだと相談相手になってもらえる)

  • 示談交渉は粘り強くおこなうべき

といったところでしょうか。

日常生活(仕事、家庭)に加えて事故対応が加わると、結構なストレスでした。
もう二度とやりたくありませんが、もし次が起きた時の忘備録として、また、ブログを見ていただいている皆さんが、不幸にも事故にあったば時、本件を参考としてもらえれば幸いです。

その他

また、今回人身部分には触れていませんでしたが、事故を起こした週末に病院に行き、診断書を取り付けて、通院1回分の慰謝料も受領しています。
(人によっては、ここで通院回数を稼いで慰謝料増やす人もいるらしいですが・・・やめておきましょう)

それと、その診断書を受領後、大きな怪我はなかったため、警察には「物損事故」で処置いただくよう連絡しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿