SRAM RED eTapの導入からもう2年・・・
私のRMZにはeTapが搭載されています。導入したのは16年8月、気づけばそろそろ2年近く使用していました。
その前に使用していたのは7970のDuraAce。
実質的には初の電動コンポです。
(なんか昔マビックが出していたとか・・・よく知りませんが)
その7970もちょっと無茶なトータルキャパシティで組んでしまったおかげか破損して、勝手にギアが変わる仕様になってしまったため、泣く泣く手放すことになりました。
電動コンポの味を知ってしまった私は、もうワイヤーコンポには戻れません。
かと言って、また同じシマノの電動コンポを使うのも、面白みに欠けます。
と、いうコトで、当時はまだ使用者が少なかったeTapの導入に踏み切りました。
無線×電動の魅力
まず、単純に組むのがラク。ブレーキワイヤーのとりまわしはあるものの、導線をダウンチューブの中に内蔵したり、BB下を這わせたりせずに済むのはラク。
あわせて、物理的な衝撃による断線(コネクタの抜けも含め)が無いのも利点です。
実際、7970を使用してた時も、ごく稀にコネクタが抜けてシフトチェンジしない時がありました。
逆に、目に見えない無線だからこそ、トラブルが起きた時に対処できない、という可能性もありますが。
無線式の魅力は、なんといってもメンテナンス性の良さだと思います。
実際に使ってみて(導入当初)
<変速性能>7970も、eTapも、どちらも特に変わらず。
どちらもスパスパ決まります。(フロント変速は、チェーンリングの性能のような気がします)
<操作性>
慣れるまではミスが出るかも・・・と思ったのですが、違和感なくすぐに慣れました。
『左レバーはシフトダウン』『右レバーはシフトアップ』『両レバーはフロント変速』割と直感的に使えました。
どちらが良いかは、個人の好みだと思います。
タッチ音が『カコッ』と鳴るのは好きです。
<サテライトスイッチ>
7970に軍配が上がると思います。
eTapのサテライトスイッチであるblipsは、ボタンが固く、やや押し込むタッチ感です。
それに引き換え、7970のスイッチは軽く押すだけで良い。
<レバー/ブラケットの形状>
事実としては、7970の方が大きく、eTapの方が小さい。
握りやすさは手の大きさや好みの問題ですが、177cmの私としてはeTapに変えて違和感はありませんでした。
ただし、レバーの形状は7970の方がブレーキングに適した形状となっていると思えました。
(7970のレバーは流線的、eTapのレバーは直線的)
<見た目>
完全に好みです。
eTapの方が使用者が少ないので、所有欲を満たしてくれますw
実際に使ってみて(約2年経過)
<変速性能>当初の印象から特に変わりなし。
<操作性>
eTapに慣れてしまったため、6700搭載のRS8に乗るときは、シフトダウンするときに間違って左レバーを触ってしまうように調教されました。
まぁ、特に問題はありません。
使っていく内に気づいたのは、アップダウンの激しく、フロント変速が多いところで、フロントが『アウター』or『インナー』どちらに入っているのか分からなくなった時、視認する以外に確認する方法がないということです。
(eTap以外の電動であれば『とりあえずレバーを押す』としても、変速ミスにはなりません。)
私が阿呆なだけかもしれませんが・・・。
<サテライトスイッチ>
現在、使っていませんw
登りの最中、上ハン握っているときの変速では便利だと思っていたのですが、あまり上ハンを握らなくなったため、使用しなくなりました。
なので検証不可。
<レバー/ブラケットの形状>
これも特に印象は変わりなし。
レバー形状は、きっとシマノの方がブレーキを使いやすいでしょうね。
<見た目>
eTap△
<バッテリーの持ち>
しっかり前日に確認していないと、若干不安な時があります。
今のところライド中に切れたことはありませんが、シマノよりは頻繁に充電の必要があるので注意。
総括
性能は優劣をつけるほどの差は無いと思います。私には感じられません。
どちらが良いか?と尋ねられたら、
人と違うものを持ちたい ⇒ eTap
機材に保守的 ⇒ シマノ
と答えたいと思います。
どちらも十分ステキなコンポです。
いずれにせよ、電動サイコー!
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